刊行物
地球・環境有機分子質量分析マニュアル
"Guide for organic geochemical analysis: Interpretations of mass spectra of organic compounds in environmental and geological samples"
有機地球化学会(監修),山本正伸・山本修一・力石嘉人・沢田健・山中寿朗(編),山本正伸・関宰・早川和秀・石渡良志・奥田知明・奈良岡浩・河村公隆・早稲田周(著)「地球・環境有機分子質量分析マニュアル(2015年暫定版)」,日本有機地球化学会,2015.来年には2016年暫定版に更新される予定です.ISBN番号は完成版にのみ与えられます.
はじめに
天然環境中の有機化合物を検出・分析する方法と,検出に必要な情報をマニュアル化する.これまで研究室や個人単位で集積されてきた有機分子同定データを共有できる環境を整えることにより,有機地球化学研究者および関連分野の研究活動の効率化および推進に寄与する.
“下記の項目の執筆者を募集しています.執筆をお引き受けいただける方は、下記各部の編集担当者までご連絡ください.”
第一部担当:山本 正伸(myama@ees.hokudai.ac.jp)
第二部担当:力石 嘉人(ychikaraishi@jamstec.go.jp)
第三部担当:山本 修一(syama@soka.ac.jp)
第四部担当:力石 嘉人(ychikaraishi@jamstec.go.jp)
なお、全体のお問い合わせは山本 正伸(myama@ees.hokudai.ac.jp)まで,また,項目の追加に関しましては各部の編集担当者までご相談下さい。
ご協力よろしくお願い申し上げます(上記E-mailアドレスへのメール送信時,@は半角に替えて下さい).
原稿は12ポイント,ダブルスペースで,本文,引用文献,表キャプション,表,図キャプション,図の順で作成し,文献の引用はResearches in Organic Geochemistryの投稿規定に従います.原稿規模は,各項目のページ数を目安にしてください.1ページは,1000字と図1枚をあわせたものにおおよそ相当します.完成様式のひな形は,こちら(ひな形1,ひな形2)からダウンロードできます.
2015年10月追加:第三部の投稿に関して
第三部に関して原稿作成の方針が決定致しました.執筆時に含めて頂くべき項目について,こちらをクリックしてPDFをダウンロードし,ご確認下さい.また,見本としてn-alkaneの原稿を準備致しました(review前のものです).こちらをクリックしてPDF版をダウンロードできます.Wordファイル版やExcelデータが必要な方は編集担当者(山本修一)までご連絡ください.
第一部 有機分子がどのように活用されているのか
項目 |
執筆者 |
項目へのリンク |
1.1.古海洋学 | 山本正伸 | クリック2014.11.18公開 |
1.2.古気候学 | 関宰 | クリック2014.11.18公開 |
1.3.陸水学 | 早川和秀 | クリック2014.11.18公開 |
1.4.腐植物質・天然有機物化学 |
石渡良志 | クリック2014.11.18公開 |
1.5.環境化学 | 奥田知明 | クリック2014.11.18公開 |
1.6.有機宇宙化学 | 奈良岡浩 | クリック2014.11.18公開 |
1.7.大気化学 | 河村公隆 | クリック2014.11.18公開 |
1.8.石油地球化学 | 早稲田周 | クリック2015.12.11公開 |
未刊行項目 |
執筆者 |
予定ページ数 |
生態学 |
3 | |
石油地質学・石油探鉱 |
3 | |
古生物学 |
3 | |
考古学 |
3 | |
地下生物圏 |
3 |
第二部 どのように分析されるのか
項目 |
ページ数 |
執筆者(公募) |
関連論文(既報へのリンク) |
抽出 | 3 | ||
濃縮 | 2 | ||
カラムクロマトグラフィー | 2 | ||
ケン化,酸加水分解,化学分解 | 3 | ||
熱分解 | 2 | ||
誘導体化 | 2 | ||
ガスクロマトグラフィー・質量分析 | 3 | ||
高速液体クロマトグラフィー・質量分析 | 3 | ||
X線吸収端近傍構造(XANES)分析 | 3 | 藪田 他 | No.17 藪田他 |
第三部 質量スペクトル解析
項目 |
ページ数 |
執筆者(公募) |
関連論文(既報へのリンク) |
イオン化と開裂 | 10 |
炭素水素
項目 |
ページ数 |
執筆者(公募) |
関連論文(既報へのリンク) |
n-アルカン | 5 | ||
n-アルケン | 5 | ||
長鎖不飽和アルケン | 5 | 天羽 他 | No.22 天羽他 |
メチルアルカン | 5 | ||
イソプレノイドアルカン,アルケン | 5 | ||
C25, C30 HBI | 5 | 荻原 | No.2 荻原 |
2 および 3 不飽和 C 25HBI | 5 | 荻原 | No.14 荻原 |
セスキテルペン,ジテルペン,トリテルペン | 5 | Yessalina 他 | No.7 Yessalina他 |
ホパン | 5 | ||
C27-C30 五環トリテルペン | 5 | 沢田 | No.9 沢田 |
ステラン | 5 | 天羽 他 | No.12 天羽他 |
ステレン・ジアステレン | 5 | ||
多環芳香族炭化水素 | 5 | 三田 | No.8 三田 |
C10-C13直鎖アルキルベンゼン | 5 | 荻原 他 | No.15 萩原他 |
C40ビフィタン | 5 | 荻原 | No.21 萩原 |
ダイアモンドイド | 5 | 荻原 | No.25 萩原 |
含酸素化合物
項目 |
ページ数 |
執筆者(公募) |
関連論文(既報へのリンク) |
アルケノン,アルケノエイト | 5 | ||
飽和脂肪酸Me, TMS | 5 | ||
不飽和脂肪酸 | 5 | 力石 他, 内藤 他 | No.5 力石他, No.23 内藤他 |
ワックス | 5 | 山本 他 | No.18 山本他 |
ホパン酸 | 5 | 山本 | No.1 山本 |
ホパノール | 5 | 齋藤 | No.16 齋藤他 |
ステロールTMS | 5 | ||
ステロールMe | 5 | ||
アルカリ酸化銅分解 リグニンフェノール | 5 | 山本 他 | No.3 山本他 |
アルカリ酸化銅分解 脂肪族生成物 | 5 | 山本 他 | No.10 山本他 |
レボグルコサン | 5 |
含硫黄化合物
項目 |
ページ数 |
執筆者(公募) |
関連論文(既報へのリンク) |
チオフェン,フラン(酸素) | 5 | 岡野 他 | No.11 岡野他 |
含窒素化合物
項目 |
ページ数 |
執筆者(公募) |
関連論文(既報へのリンク) |
クロロ色素,フェオ色素 | 5 | 力石 他 | No.13 力石他 |
アミノ酸 | 5 | 力石 他, 山口 他 | No.19 力石他, No.20 山口他 |
マレイミド | 5 | 野本 他 | No.6 野本他 |
ジペプチド | 5 | 三田 | No.24 三田 |
コンタミネーション
項目 |
ページ数 |
執筆者(公募) |
ROG技術論文 (既報へのリンク) |
gem-アルカン | 5 | 荻原 | No.4 萩原 |
フタル酸エステル | 5 |
第四部 同位体解析
項目 |
ページ数 |
執筆者(公募) |
ROG技術論文 (既報へのリンク) |
元素分析/同位体比質量分析法 | 3 | 佐藤&鈴木, 鈴木&佐藤 | 佐藤&鈴木 (2010), 鈴木&佐藤 (2010) |
ガスクロマトグラフィー/同位体比質量分析法 | 3 | 力石, 力石&大場, 力石 | 力石 (2007), 力石&大場 (2008), 力石 (2009) |
Stable isotope probing法 | 3 | 高野他 | 高野他 (2010) |
14C分析 | 3 |
本サイトの内容は,下記の形で引用してください.
日本有機地球化学会(監修),編集者(編),その時点での執筆者全員(著)「地球・環境有機分子検索分析マニュアル2014(暫定版)」,日本有機地球化学会,URL 2014
各部の編集者(編),各部の執筆者全員(著), 第1部 有機分子がどのように活用されているのか,「地球・環境有機分子検索マニュアル2014(暫定版)」日本有機地球化学会(監修),編集者(編),日本有機地球化学会,URL 2014.
執筆者(著),第二部第1章 抽出,「地球・環境有機分子検索マニュアル2014(暫定版)」日本有機地球化学会(監修),編集者(編),日本有機地球化学会,URL2014.
"投稿原稿は以下の流れで掲載されます."
記念事業・マニュアル編集委員会 山本正伸・山本修一・沢田健・力石嘉人 ・山中寿朗